.NETを複数インストールしている場合にバージョンを変更する方法
目次
はじめに
.NETを複数インストールしている場合、SDKは最新バージョンが使用されます。
何らかの理由で旧バージョンを使用したい場合はコマンドで切り替える必要があります。
インストールされている.NET SDKを表示
「dotnet --list-sdks
」でインストールされている.NETのバージョンを表示します。
> dotnet --list-sdks
2.1.602 [C:\program files\dotnet\sdk]
3.1.100 [C:\program files\dotnet\sdk]
5.0.100 [C:\program files\dotnet\sdk]
現在使用されている.NETのバージョン表示
「dotnet --version
」で現在使用されている.NETのバージョンを表示します。
> dotnet --version
5.0.100
使用するSDKのバージョンを変更
「dotnet new globaljson --sdk-version [使用するバージョン]
」で.NETのバージョンを変更します。
> dotnet new globaljson --sdk-version 3.1.100
...
テンプレート "global.json file" が正常に作成されました。
> dotnet --version
3.1.100
上記コマンドを実行すると、作業ディレクトリにglobal.json
を作成されます。
{
"sdk": {
"version": "3.1.100"
}
}
global.json
のversion
を手動で変更してもバージョンを変更できます。