Markdown記法のチートシート
Tips
Markdown
目次Markdownファイルの拡張子
Markdownファイルの拡張子は「.md」
基本構文一覧
見出し（ヘッダー）
#のあとにスペースを開け文字を記載すると見出しとなります。
#の数で見出しのレベルを表すことができます。
# 見出し1
## 見出し2
### 見出し3
#### 見出し4
##### 見出し5
###### 見出し6
段落
文章と文章の間に空行を挟むと段落になります。
段落1
段落2
改行
Markdownで改行しても、表示結果は改行されません。
改行するには行末に半角スペースを2個入力します。（※␣は半角スペース）
行末にスペースなし
行末にスペースなし
行末にスペース2個␣␣
行末にスペース2個
テキストスタイル
イタリック（斜体）は*、ボールド（太字）は**、イタリックボールドは***で囲みます。
*italic*
**bold**
***italic bold***
番号付きリスト
1.と数字の後にドットを記載し、スペースを開け文字を記載します。
インデントすると入れ子になります。
1. アイテム1
1. アイテム2
1. サブアイテム1
1. サブアイテム2
1. アイテム3
番号なしリスト
-、*、+のあとにスペースを開け文字を記載します。
インデントすると入れ子になります。
- アイテム1
- アイテム2
- サブアイテム1
- サブアイテム2
- アイテム3
引用
>のあとにスペースを開け文字を記載すると引用となります。
通常の文章
> 引用の文章
インラインコード
バッククオート（`）で囲むとインラインコードとなります。
Pythonで`print("Hello World")`を実行すると、
コンソールに`Hello World`を出力します。
リンク
URLのみの場合は<>で囲みます。
テキストを付ける場合は[テキスト](URL)と記載します。
<http://example.com/>
[例](http://example.com/)
画像
と記載します。
水平線
空行のあとに---と記載すると水平線が挿入されます。
文章1
---
文章2
拡張構文一覧
拡張構文はMarkdownツールによってサポートされない場合があります。
テーブル
パイプ（|）とハイフン（-）で区切ります。
ハイフンの左、両端、右にコロン（:）を追加することで、セル内の文字が左揃え、中央揃え、右揃えとなります。
| Header1 | Header2 | Header3 |
| :------ | :-----: | ------: |
| left | center | right |
コードブロック
バッククオート3つ（```）で囲みます。
```
#include <stdio.h>
int main() {
printf("Hello World\n");
return 0;
}
```
定義リスト
用語の次の行に:とスペースを開け説明を記載します。
りんご
: 赤くて美味しい果物
バナナ
: 黄色くて甘い果物
みかん
: 橙色で酸味がある果物
打消し線
~~で囲みます。
この文は~~打消し線が入った~~サンプルです。
タスクリスト
- [ ]のあとにスペースを開け文字を記載します。
チェックを入れる場合は- [x]と記載します。
やるべきことリスト
- [ ] 洗濯する
- [x] 買い物に行く
- [ ] 資料を作成する
その他
Markdownのコメント
Markdownにコメント構文は存在しないため、HTMLのコメント構文を使用します。
<!-- コメントなので表示されない -->
表示される
Markdownのエスケープ
以下の文字を文章内で使用する場合は、文字の前にバックスラッシュ（\）を追加します。
| 文字 | 内容 |
|---|---|
\ |
バックスラッシュ |
* |
アスタリスク |
_ |
アンダースコア |
{ } |
波括弧 |
[ ] |
角括弧 |
< > |
山括弧 |
( ) |
丸括弧 |
# |
シャープ |
+ |
プラス |
- |
マイナス |
. |
ドット |
! |
エクスクラメーション |
| |
パイプ |
` |
バッククオート |
\#を表示する
インラインコード内のバッククオートエスケープ
インラインコード内でバッククオートを表示する場合は、バッククオート2個で囲みます。
インラインコード内に`` `code` ``を書く。
コードブロック内のバッククオートエスケープ
コードブロック内でバッククオート3個を表示する場合は、バッククオート4個で囲みます。
````
コードブロック内に
```
code
```
を書く
````
