Markdownの編集を便利にする拡張機能「Markdown All in One」

toc目次

Markdown All in Oneとは

Markdown All in OneはMarkdown文章の編集を便利にするVS Codeの拡張機能です。

Markdown All in Oneの導入方法

VS Codeの拡張機能ウインドウで「Markdown All in One」を検索し、「install」を選択すると導入できます。
Markdown All in One

Markdown All in Oneの機能

Markdown All in Oneの主な機能は以下です。

ショートカットキー

以下のショートカットキーが追加されます。

Key Command
Ctrl + B 太字の切り替え
Ctrl + I イタリック体の切り替え
Alt + S 取り消し線の切り替え
Ctrl + Shift + ] 見出しのレベルを上げる
Ctrl + Shift + [ 見出しのレベルを下げる
Ctrl + M 数式の切り替え
Alt + C タスクリストのチェックの切り替え
Ctrl + Shift + V プレビュー表示
Ctrl + K V プレビュー表示(サイドバー)

目次(TOC)の生成

Ctrl + Shift + P」を押して検索窓を出し「Create Table of Contents」を実行します。
Markdown All in One

カーソル位置に目次が生成されます。
Markdown All in One

見出しの前の行、または見出しの後ろに<!-- omit in toc -->と記述すると、その見出しは目次に含まれなくなります。

リストのサポート

リストで改行した際に自動で-1.が挿入されます。

テーブルの整形

ドキュメントのフォーマットを行った際にテーブルが整形されます。

  • 整形前
    Markdown All in One

  • 整形後
    Markdown All in One

なお、「Source Han Code JP」のような「全角:半角=1:2」ではないフォントで全角文字を使用すると文字がズレてしまいます。
Markdown All in One

ファイルへのリンクサポート

ファイルへのリンクを作成する際に、ファイルパスの補完や相対パスが保管されます。

数式のサポート

TeX表記の数式がサポートされるようになります。
インラインは${数式}$、ブロックは$${数式}$$の形式で記述します。

プレビューの表示には「Markdown Preview Enhanced」などの数式に対応した拡張機能が必要です。

  • コード
    Markdown All in One

  • プレビュー
    Markdown All in One

その他

その他の機能については公式のガイドを参照ください。