Windowsのバッチ処理に実行確認を入れる方法
目次
はじめに
Windowsのバッチファイルはダブルクリックすると実行されてしまうので、ファイルを削除する処理など勝手に動作すると困るバッチファイルに実行確認を入れる方法です。
バッチファイルの実行確認するコード
バッチファイルの始めに以下のコードを追記します。
set /p INPUT=処理を実行しますか? [y/n] :
if "%INPUT%"=="y" goto continue
if "%INPUT%"=="Y" goto continue
echo 処理を中断しました。
pause
exit
:continue
使用例
以下、「テスト表示」と出力するバッチです。
@echo off
echo テスト表示
pause
確認処理を入れるには@echo off
の後に実行確認するコードを追記します。
@echo off
set /p INPUT=処理を実行しますか? [y/n] :
if "%INPUT%"=="y" goto continue
if "%INPUT%"=="Y" goto continue
echo 処理を中断しました。
pause
exit
:continue
echo テスト表示
pause
バッチを起動すると確認メッセージが出るのでy
またはY
を入力すると、処理を実行します。
処理を実行しますか? [y/n] :y
テスト表示
y
またはY
以外が入力された場合は処理を中断します。
処理を実行しますか? [y/n] :n
処理を中断しました。