Windowsのバッチファイルでsleep処理を実行する方法

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バッチファイルでsleep処理を実行する方法

バッチファイルでスリープ処理を実行するにはTIMEOUTコマンドを使用します。

@echo off

echo 処理開始

:: 5秒間待機
timeout /t 5 /nobreak > nul

echo 処理終了

pause

TIMEOUTコマンドが使用できない場合

現状ないと思いますが、TIMEOUTコマンドはWindows Vistaから導入されたため、Windows XP以前のPCではTIMEOUTは使用できません。

TIMEOUTコマンドが使用できない場合はPINGコマンドで実現することもできます。

@echo off

echo 処理開始

:: 5秒間停止
ping -n 6 -i 1 localhost > nul

echo 処理終了

pause

PINGコマンドは特定のホストやIPアドレスに対して通信が可能かどうかを確認するコマンドです。

上記のサンプルはローカルホストに対して1秒間隔で6回パケットを送信し、5秒間の一時停止を実現しています。(コマンド実行直後に最初のパケットが送信されるため、パケットの送信回数は「待機する秒数+1」とします。)