コマンドプロンプトの入力プロンプト表示を変更する方法
目次
はじめに
コマンドプロンプトの小ネタ。
入力プロンプト表示を変更する
PROMPT
コマンドで入力プロンプト表示を変更できます。
PROMPT [文字列]
文字列には、通常の文字と次に示す特殊コードを使用できます。
📝 記号関連
コード | 文字 | 備考 |
---|---|---|
$a |
& |
アンパサンド |
$b |
| |
パイプ |
$c |
( |
左かっこ |
$f |
) |
右かっこ |
$g |
> |
大なり |
$l |
< |
小なり |
$q |
= |
イコール |
$s |
␣ |
スペース |
$$ |
$ |
ドル記号 |
$e |
ESC |
エスケープ |
$h |
BS |
バックスペース |
$_ |
CRLF |
改行 |
📝 記号以外
コード | 内容 |
---|---|
$d |
現在の日付 |
$t |
現在の時刻 |
$n |
現在のドライブ |
$p |
現在のドライブとパス |
$v |
Windows のバージョン番号 |
$m |
現在のドライブ文字に関連付けられたリモート名 |
$+ |
PUSHD でスタックしたフォルダー数を+ の数で表示 |
文字列を指定せずにPROMPT
コマンドを実行すると、プロンプトを既定値($p$g
)に戻します。
実行例
現在の時刻と日付を1行目に、大なり記号を2行目に表示するには、以下のコマンドを実行します。
prompt $d$s$t$_$g
C:\> prompt $d$s$t$_$g
2024/03/14 12:34:56.00
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