WinHTTPのプロキシ設定方法および削除方法
目次
はじめに
WinHTTPのプロキシ設定方法および削除方法のメモです。
WinHTTPとは
WinHTTP(Windows HTTP Services)は、Microsoft Windowsプラットフォーム上で提供されるネイティブなHTTPクライアントおよびサーバーAPIセットです。
例として、Windows UpdateはWebサーバとの通信にWinHTTPを利用しているため、プロキシ環境下でWindows Updateを実行する場合は、WinHTTPのプロキシ設定が必要になります。
WinHTTPのプロキシ設定方法
WinHTTPのプロキシ設定は、コマンドプロンプトで以下を実行します。
netsh winhttp set proxy [プロキシサーバー名]
プロキシサーバーが「http://proxy.example.com:8080
」の場合は、以下を実行します。
C:\> netsh winhttp set proxy http://proxy.example.com:8080
現在の WinHTTP プロキシ設定:
プロキシ サーバー: http://proxy.example.com:8080
バイパス一覧 : (なし)
Microsoft Edgeのプロキシ設定をインポートする
Microsoft Edge(Internet Explorer)でプロキシ設定を行っていて、同じ設定を使用する場合は以下を実行します。
netsh winhttp import proxy source=ie
WinHTTPのプロキシ設定の確認方法
WinHTTPのプロキシ設定の確認は、コマンドプロンプトで以下を実行します。
netsh winhttp show proxy
C:\> netsh winhttp show proxy
現在の WinHTTP プロキシ設定:
プロキシ サーバー: http://proxy.example.com:8080
バイパス一覧 : (なし)
WinHTTPのプロキシ設定の削除方法
WinHTTPのプロキシ設定の削除は、コマンドプロンプトで以下を実行します。
netsh winhttp reset proxy
C:\> netsh winhttp reset proxy
現在の WinHTTP プロキシ設定:
直接アクセス (プロキシ サーバーなし)。